シンガーソングライター、川嶋あいがインタビュアーとなってアーティストと対話する本企画もすでに3回目。川嶋さんのインタビュアーっぷりもすっかり堂に入ったもの。今回は同じく女性シンガーソングライターのたむらぱんさんをお迎えして、新シングル『しんぱい』にまつわるあれこれを取材。ポップで強いメッセージを持った本楽曲はどのようにして生まれたのか、根掘り葉掘り訊いてみたいと思います!
川嶋あい(以下、川嶋)「今回のシングル"しんぱい"聴かせていただいて。すごくポップでキラキラしたイメージの楽曲ですね。曲自体はいつごろ作られたんですか?」
| たむらぱん(以下、たむら)「ありがとうございます。"しんぱい"は去年にはすでに出来ていた曲ですね」 |
川嶋「とはいえ3月の震災以降、当初の想いとは別の意味も生まれてきたんじゃないかと思いますが」
| たむら「そうですね。でも、この曲は意味が深くなったり、解釈に違いが生まれたりしても、いい意味で受け止めてもらえるんじゃないかと思って」 |
川嶋「"しんぱい"の持ってるテーマってどんなものですか?」
| たむら「いちばんのテーマは"伝えられるうちに伝えなきゃいけないんじゃないか"ってことですね。もちろん心配しない、安心が続くっていうことがいちばんなんですけど、それでも心配できる大切な相手がいる時点で幸せなんじゃないかと思って」 |
川嶋「"しんぱい"って言葉から連想できることってたくさんありますよね。自分から投げ掛ける"心配しないで"っていう言葉だったり、相手を思ってする心配だったり」
| たむら「この曲ではどちらとも限定はしていないですね。いろんな受け止め方ができると思います。実はこの曲、自分で書いておいて、最初はちょっと抵抗があったんです。曲のメッセージとかも含めて、輝かしすぎて恥ずかしいというか。でも歌っていることはすごくシンプルで大事なことだと思うんです。だからサウンド面で自分の照れを緩和するような形を執っていて」 |
川嶋「照れを隠す具体的な形って?」
| たむら「この曲はもともと自分が歌わなくてもいい、誰かに代弁してもらいたいと思って書いていて。だからはじめから自分が歌うっていう想定はしてないんです。そういった曲は自分のなかでは珍しくって。だからハーモニーじゃなくってメインを歌うコーラスも多いんですよ」 |
川嶋「たむらぱんさんにとっての心配の対象ってどんな方が思い浮かびますか?」
| たむら「そうですねぇ。やっぱり家族になるんじゃないかな。できれば親以外に心配する相手がいればいいんですけどね(笑)」 |
川嶋「でも家族にはなかなかストレートな感謝の気持ちとかって言えなかったりしません?」
| たむら「そうなんですよ。普通に暮らしているとどのくらい自分の気持ちを伝えられてるのかなって思いますよ。それは友達とかに対してもそうですけど。でも全部伝えきらないことで世のなか上手く回ってるんじゃないかなとも思いますけどね(笑)」 |
川嶋「たしかにそうだと思います(笑)。"しんぱい"のPVはどんな仕上がりですか?」
| たむら「今回はミュージカル風の作りになってます。ミュージカルってさっきまで普通だったのに急に歌いだしたりするじゃないですか。そういった不思議な感じのする作品になっているんじゃないかな。さっき言ったような曲に対する照れを映像でもサポートしてもらいたいって話を監督さんにも伝えていて。そこで挙がってきたのがミュージカル風の展開で」 |
川嶋「なるほど。続く"WARAW"はどんなコンセプトの曲ですか?」
| たむら「この曲は幸せの基準ってどこなんだろうってことがコンセプトになっていて。自分の幸せと相手の幸せ、どっちが叶うことが幸せなんだろうかっていう。相手の幸せを願っても、それが100%本心でできているのか分からないじゃないですか。そういったことがテーマになっています」 |
川嶋「すごく切ない内容ですよね。でも"笑う"っていちばんの薬だと思うんですよ、なににしても。たむらぱんさんにとって"笑う"ってどんな意味があると思いますか?」
| たむら「わたしのなかでは、なんでもごまかせるものだと思いますね。笑えば本当に思っていることがごまかせたり、やり過ごせたりできるじゃないですか。生きるために必要なコツっていうかな」 |
川嶋「で、今回のシングルにはライブ・バージョンの楽曲が4曲収録されていますね」
| たむら「最近、改めてライブの素晴らしさっていうものを再認識していて。音源とライブの2種類に分けるとしたら、わたしはどちらかというと音源に重きを置くタイプなんですよ。でもライブにはライブだけにしかない魅力があって。感情の動きとかもライブのほうがよりダイレクトなので、オリジナルと聴き比べても面白いと思います」 |
川嶋「ライブって精神的な部分でお客さんとつながれる感じがしますよね。CDは自分と向き合って作らなきゃいけないですけど。でもどちらも魅力的なんですよね。わたしは特にライブ・バージョンの"フレフレ"がお気に入りで。歌詞の"お前"って言い回しも耳に残りますよね」
| たむら「あの曲のモチーフはさだまさしさんの"関白宣言"がモチーフになってるんです。あの曲が好きで、勝手に"平成の関白宣言"を作っちゃえと(笑)。さださんの曲では"俺についてこい"って感じですけど、現代はもっとお互い自立した上での暮らしになっていると思うので、そういう目線で書いた曲ですね」 |
川嶋「そうなんですか! それは面白いなぁ。今日はたくさん面白い話が訊けました。ありがとうございました」
| たむら「こちらこそありがとうございました!」 |
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- たむらぱん ワンマンライブ 1st day / 2nd day
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日時:2011/7/1(金)開場1830 開演19:30
会場:恵比寿LIQUIDROOM - たむらぱんプレミアム・アコースティックLIVE
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日時:2011/7/16(土)開場15:00 開演15:30
会場:名古屋陶磁器会館 2Fホール
日時:2011/7/18(祝・月)開場15:00 開演15:30
会場:自由学園明日館 講堂
日時:2011/7/26(火)開場1830 開演19:00
会場:大阪倶楽部 4Fホール - 3人寄ればポップの知恵
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日時:2011/7/30(土)
会場:京都・SOLE CAFE
昼の部:開場15:30 開演16:00
夜の部:開場18:30 開演19:00 - てら・フェス 2011
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日時:2011/7/31(日)開場12:15 終演17:00
会場:岡崎別院 - ぼくらの文楽
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日時:2011/7/31(日)開場10:00 閉場:00
会場:山形県長井市 古代の丘縄文村
- 日本の元気再生PROJECT Project JAPAN in FUKUSHIMA ~始まりのAIZU~
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日程:6月26日(日) 開場:16時30分 開演:17時00分
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日程:6月29日(水)開演 : 19:00
場所:阪急西宮ガーデンズ - Bravo!Piano 2011 大阪公演
- 日程:6月30日(木)開場:18:00 開演:18:45 場所:新歌舞伎座



















